福島県の魅力は?「自然が豊か」だけでは語れない本当の良さを網羅!
2026.05.19
2026.05.19

「福島県への移住を考えているけど、実際、どんな魅力がある地域なの?」
どうも!当サイト「イエタッタ福島」で家づくりや地域の情報を発信している専門ライターです。
福島県と聞くと、「自然が豊かそう」「のんびり暮らせそう」といったイメージを持つ方は多いかもしれません。
ただ一方で、実際にどんな暮らしができるのか、移住先として本当に暮らしやすいのかまでは、意外と見えにくいもの。
筆者自身も、福島県の情報を日々整理する中で、「自然がある」だけでは語れない魅力がたくさんあると感じています。
山・海・湖・温泉に恵まれた自然環境はもちろん、首都圏へのアクセス、子育てのしやすさ、住まいのゆとり、家づくりのしやすさまで、暮らし全体のバランスが取りやすい県です。
とはいえ、福島県はエリアによって特徴が大きく異なるため、「自分たちに合う暮らし方ができるのか」を知るには、県全体の魅力を知ってみることが大切です。
なんとなく良さそうで終わらせず、暮らしのイメージを具体的にしておくことで、移住や住まい探しの判断もしやすくなります。
この記事では、福島県の魅力をまるごと整理してご紹介します。移住や引っ越し、将来の家づくりを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次

福島県の魅力は、一言でいえば「ひとつの県の中に、いくつもの暮らし方があること」です。
県内でもエリアによって気候や風土、街の雰囲気まで大きく異なります。
だからこそ、自然を身近に感じたい人にも、ある程度の利便性を重視したい人にも、ピッタリな暮らしを見つけやすい県だといえるでしょう。
福島県は、東北地方の南の玄関口にあたる県です。
面積は13,783.90平方キロメートルで全国3位の広さ。人口は県全体で約175万人。
東京圏との距離感も比較的近く、東北の中では首都圏との行き来をイメージしやすい立地にあります。
県内では郡山市、いわき市、福島市が主要都市となっており、商業・行政・交通の拠点としてそれぞれ違った役割を担っています。
広い県土の中に都市部、農村部、山間部、沿岸部がバランスよく広がっているため、暮らしの選択肢が多いのも福島県の特徴です。
福島県を語るうえで欠かせないのが、「会津」「中通り」「浜通り」という3つの地域性です。
会津は西側の山岳・盆地エリアで、歴史ある城下町や冬の雪景色が印象的です。
中通りは福島市や郡山市を含む県の中心エリアで、交通や生活利便性のバランスが取りやすい地域。
浜通りは太平洋沿いに広がり、比較的温暖で、海に近い暮らしを楽しみやすいエリアです。
同じ福島県でも、住む場所によって暮らしの前提が変わります。この幅の広さも、福島県ならではの魅力といえるでしょう。
福島県は「うつくしまふくしま」と表現されることがあるように、自然の表情がとても豊かな県です。
会津の山々や猪苗代湖のような雄大な景観がある一方で、浜通りには海の開放感もあります。
さらに、県内には温泉地が多く、四季の移ろいもはっきりしているため、自然を特別なレジャーではなく、日常の延長で楽しみやすい環境が整っています。
ひとつの県で山・海・湖・温泉といった多彩な自然に触れられることは、福島県の大きな強みです。

福島県は、地方でゆったり暮らしながらも、首都圏とのつながりを持ちやすい県です。
東北新幹線に加えて、高速道路や空港も活用できるため、仕事や帰省、出張も視野に入れやすい距離感も魅力といえるでしょう。
参考:ふくしまぐらし 交通情報
東北新幹線を使えば、東京駅から郡山駅までは約80分、福島駅までは約90分でアクセスできます。
さらに、仙台駅から福島駅までも約25分と近く、東北の主要都市との行き来もしやすい立地です。
この距離感なら、日帰り出張や週に1〜2回の出社も視野に入れやすそうですね。
後でも解説しますが、実際、リモートワークとも相性のいい地域です。
車移動のしやすさも、福島県の強みです。
首都圏と福島県を結ぶ高速道路として東北自動車道と常磐自動車道が南北に通っており、県内では磐越自動車道がいわき市と会津若松市を結んでいます。
加えて、福島空港からは関西方面や北海道方面へも行くことができるため、移動手段の選択肢を持ちやすい環境です。
福島県では、テレワーク施設の案内や、一定期間滞在して働く人向けの補助制度も整えています。
また、福島市が公表した実績では、移住した人の9割が40代以下とされており、若い世代を中心に移住が進んでいることが分かります。
こうした交通条件と支援環境を踏まえると、週に1〜2回の出社や月数回出社のようなハイブリッド勤務と相性のよい県だといえるでしょう。

福島県の自然は、ただ緑が多いというだけではありません。
ひとつの県の中に自然の楽しみ方が何層にも重なっており、週末のレジャーとして楽しめるのはもちろん、暮らしのすぐ近くに美しい風景や恵みがあることが、福島県らしい豊かさといえます。
会津エリアを代表する自然といえば、やはり猪苗代湖と磐梯山です。
猪苗代湖は面積103.3平方キロメートルを誇る国内4番目の広さの湖で、湖越しに望む磐梯山の景色は福島県を象徴する風景のひとつ。
雄大な山と湖が身近にあるため、登山や湖畔レジャー、ドライブなどを四季ごとに楽しみやすく、自然のスケール感を日常の延長で味わえるエリアです。
浜通りには、会津とはまた違った海の開放感があります。
いわき市の小名浜港周辺には「アクアマリンパーク」や「アクアマリンふくしま」があり、海辺の散策やクルージング、釣り、水族館での体験まで楽しめます。
山や湖だけではなく、海のある暮らしも選べることは、福島県の自然の幅広さを感じるポイントです。
福島県は温泉の多さも大きな魅力です。
環境省の令和6年度温泉利用状況を見ると、福島県の温泉地数は122で、北海道・長野県・新潟県に次ぐ全国4位です。
しかも福島市では、飯坂温泉・土湯温泉・高湯温泉という個性の異なる三名湯が市中心部から車で30分以内にあり、仕事帰りや週末に温泉を楽しむ暮らしも現実的です。
観光としてだけでなく、温泉が生活圏にある感覚は、福島県ならではの贅沢といえるでしょう。

福島県は、食の面でも魅力が多く、果物、ラーメン、郷土料理、地酒まで、それぞれに強い個性があります。
観光で楽しめるのはもちろん、日常の食卓そのものが豊かになりやすいのも福島県らしさです。
福島県は、初夏のさくらんぼにはじまり、夏の桃、秋の梨やぶどう、りんごまで、季節ごとにさまざまな果物を楽しめるフルーツ王国です。
とくに福島市西部のフルーツライン周辺には観光果樹園や直売所が並び、旬の果物を新鮮な状態で味わいやすい環境が整っています。
また、桃は福島県を代表する特産品で、令和6年産の収穫量は全国のおよそ3割を占める全国2位。代表品種の「あかつき」は長年にわたって皇室にも献上されてきました。
参考:農林水産省 福島県のもも
産地ならではの距離感で果物が暮らしに入り込んでいるので、日々の食卓が少し贅沢になるのも福島県の大きな魅力です。
福島県は、ラーメン好きにとっても魅力的な県です。
喜多方ラーメンは日本三大ラーメンのひとつとされ、太いちぢれ麺と醤油ベースのスープ、さらに朝からラーメンを食べる「朝ラー」文化でも知られています。
白河ラーメンは、コシのある手打ちのちぢれ麺と、コクがありながらすっきりした醤油スープが特徴です。
さらに会津では、ソースカツ丼やこづゆといった郷土料理も親しまれており、浜通りではカツオやサンマ、メヒカリなど海の幸も楽しめます。
ひとつの県の中で、ここまで食文化の表情が変わるのは、福島県ならではといえるでしょう。
福島県は地酒の評価が高いことでも知られています。
福島県と観光協会の公表情報では、令和6酒造年度の全国新酒鑑評会で16銘柄が金賞を受賞し、福島県は通算12度目の金賞受賞数日本一を達成しました。
県内には50以上の酒蔵があり、米や水、仕込みにこだわった酒造りが各地で行われています。
そのため、同じ福島県の地酒でも、会津・中通り・浜通りで味わいの個性が異なり、飲み比べの楽しさがあるのも魅力です。
暮らしの中で地酒文化に触れやすいのは、お酒好きな方にとってはありがたいですよね。

福島県の子育て環境は、自然の中でのびのび暮らせるだけでなく、都市部では医療・保育・相談体制も整っているのが魅力です。
県内には屋内の遊び場も多く、天候に左右されずに足を運べる場所があるのも、子育て世帯にとって安心材料ですね。
県内でも福島市は、日本経済新聞社と日経BP・日経xwomanが実施した「子育てしやすい街ランキング2024」で、東北1位・全国19位に選ばれています。
参考:福島市子育て情報サイト 福島市が「子育てしやすい街ランキング2024」で2年連続東北1位に選ばれました!!
ちなみに2023年でも東北1位を獲得しているため、継続的に評価されている点は安心感につながりますね。
保育の受け皿拡大や、切れ目のない子育て支援が評価された結果といえます
福島市では、令和7年4月1日時点で国基準の待機児童数が5年連続ゼロとなっています。
また、子ども医療費助成制度は、18歳に達した日以後の最初の3月31日までが助成対象です。
さらに、保健師や助産師による赤ちゃん訪問、子育て相談窓口、ファミリーサポート、訪問型の子育て支援なども用意されており、「制度があるだけでなく、相談しやすい仕組みがある」のも心強いポイントです。
福島県は、子どもが体を動かして遊びやすい環境が整っているのも魅力です。
たとえば、福島市には十六沼公園や新浜公園など、遊具や広場が充実した公園があります。
加えて、福島県は屋内遊び場一覧を公開しており、福島市内だけでも「のびのび広場」や「ももRabiキッズパーク」など複数の施設があります。
外遊びもしやすく、雨の日や暑さ寒さが厳しい日でも遊び場を確保しやすい環境は、子育て世帯にとって大きなメリットです。
福島市や郡山市のような中核都市では、子育てサイトや相談窓口が整理されており、医療・保育・預かり支援の情報にアクセスしやすい体制が整っています。
郡山市では病児保育の案内も公開されていて、福島市でも妊娠・出産・子育てまで切れ目のない支援を打ち出しています。
自然の近さに加えて、必要なサービスを受けやすい都市機能も備わっているため、「のびのび暮らせるのに不便すぎない」というバランスのよさが福島県の子育て環境の魅力です。

福島県の住みやすさは、住居費を抑えやすいこと、住まいにゆとりを持ちやすいこと、そして、暮らし方に合わせてエリアを選びやすいことにあります。
福島県は、首都圏と比べて住居費を抑えやすいのも大きな魅力です。
福島県移住ポータルでは、家賃比較として全国平均を100%とした場合に福島県は91%、東京都は127%とされており、都内より約30%以上お得と案内されています。
福島市の移住情報でも、関東圏と比べて家賃の水準が異なることが示されており、同じ予算でも住まいにゆとりを持ちやすい環境だといえるでしょう。
福島県では、広い住まいを現実的な選択肢として考えやすいのも強みです。
福島県移住ポータルでは住宅の敷地面積が都内より約2部屋分大きいと紹介されており、のびのび暮らしやすい住環境が特徴とされています。
さらに、福島県の住宅・土地統計調査結果では、一戸建て住宅の延べ面積は137.46㎡で、全国平均より広い傾向が続いています。
首都圏ではハードルが高い庭付きや複数台の駐車スペースの住まいも、福島県なら検討しやすいでしょう。
福島県での暮らしは、車があるとかなり生活範囲が広がります。
福島市の公式移住サイトでも「車社会のため、車での移動が一般的」と案内されており、車があれば市内各方面へ30分程度でアクセスしやすいとされています。
一方で、福島市の移住者インタビューでは、主要駅の徒歩圏内に住まいを選べば車がなくても十分生活できたという声も。
そのため、郊外で広さを優先するなら車前提、駅周辺で利便性を優先するなら車なしも視野に入る、という考え方が現実的です。
働く環境の面でも、福島県は一定の安心感があります。
福島労働局の公表によると、令和8年2月の福島県の有効求人倍率は1.21倍で、全国平均の1.19倍を上回っています。
求人が求職を上回る状態が続いていることから、地域や職種による差はあるものの、仕事を探す選択肢は比較的確保しやすい県だといえます。
加えて、首都圏の仕事を続けながら移住する事例もあり、地元就職だけでなくリモートワークを含めた働き方も考えやすい環境です。

福島県で家づくりを考えるメリットは、土地にゆとりを持ちやすく、暮らしに合わせた住まいを実現しやすいことです。
首都圏のように土地代だけで予算が圧迫されにくいため、建物や暮らしにお金を回しやすいという魅力があります。
福島県は、首都圏と比べて土地価格を抑えやすいため、同じ予算でもより広い土地を確保しやすい環境です。
たとえば福島県の移住ポータルでは、都道府県別・用途別平均価格として福島県は23,900円/㎡、東京都は430,600円/㎡と紹介されています。
さらに郡山市が公表している比較資料でも、住宅地平均価格は東京都全域平均696,400円/㎡に対して郡山市56,700円/㎡とされており、首都圏と比べて土地取得のハードルが大きく下がることが分かります。
家にお金をかけすぎず、無理のない予算で家づくりを進めやすいのは、福島県で家づくりをする大きなメリットといえるでしょう。
土地にゆとりがあると、家そのものだけでなく、敷地全体の使い方にも余裕が生まれます。
福島県は首都圏よりも広めの土地を確保しやすいため、駐車場を2〜3台分確保したり、庭や家庭菜園、子どもの遊び場まで含めて計画しやすくなります。
首都圏ではあきらめがちな「家の外のゆとり」まで設計に取り込みやすいのは、福島県で家づくりをする強みです。
福島県で家づくりをするなら、エリアごとの気候差を前提に考えることが大切です。
会津・中通り・浜通りで気候が異なり、会津は日本海側気候、浜通りは太平洋側気候、中通りはその中間的な気候となっています。
【会津】
冬の積雪が多く、特に豪雪地帯では2mを超えることがある。雪下ろしや落雪を見据えた屋根計画が重要。
【中通り】
夏の暑さと冬の冷え込みに注意。寒暖差に備えた断熱性を検討しておきたい。
【浜通り】
比較的温暖で雪が少ない地域。海風や湿気も踏まえた設計などもプロと相談。
このように、その地域に合った考え方が欠かせません。
家づくりでは、全国一律の仕様で考えるのではなく、地域の気候をよく知る住宅会社に相談することが重要です。

福島県は、移住を後押しする制度がかなり充実している県です。
移住支援金だけでなく、住まい探しやお試し滞在、テレワーク体験まで含めて段階的に検討しやすいのが福島県の強みとなっています。
福島県の移住支援金は、県内の実施市町村では単身60万円・世帯100万円が基本で、18歳未満の子どもを帯同する場合は1人あたり最大100万円の加算制度があります。
さらに、原子力災害からの復興を進める12市町村への移住では、単身120万円・世帯200万円の支援金が用意されています。
令和8年度も県の公式ページで募集開始が案内されており、対象地域や要件に合えば大きな後押しになる制度といえるでしょう。
なお、加算額や対象条件は市町村ごとに異なるため、申請前に移住先自治体へ確認しておくのが安心です。
参考:福島県公式サイト 「福島県12市町村移住支援金」募集のお知らせ
福島県では、住まいに関する支援も自治体ごとに幅広く用意されています。
実際に移住ポータルの支援制度サーチでも「住まい」ジャンルが設けられており、空き家改修補助、中古住宅取得支援、新築支援などを地域別に探せます。
加えて、実際の暮らしを試せるお試し住宅もあります。
県の「来てふくしま体験住宅提供事業」では、県営住宅を安価な家賃で最長1年間利用でき、敷金・礼金不要、家電やWi-Fi付きという条件も案内されています。
参考:福島県公式サイト 令和7年度「来てふくしま体験住宅提供事業」
いきなり移住を決めるのではなく、まず住んでみて生活感を確かめられるのは大きな魅力です。
福島県は、テレワークをきっかけに地域との接点をつくれる制度も整えています。
令和8年度の「ふくしまぐらし。×テレワーク支援補助金」では、県外在住者が福島県内に滞在し、コワーキングスペースなどでテレワークを行いながら、地域交流や生活環境の体験をする際の費用の一部が補助されます。
長期コースは延べ30泊から90泊、短期コースは2泊3日から13泊14日までが対象で、長期は1人あたり30万円、短期は1泊あたり1万円が上限です。
参考:福島県公式サイト 【令和8年度募集開始】令和8年度ふくしまぐらし。×テレワーク支援補助金の募集について
いきなり移住するのが不安な方でも、まずは働きながら暮らしを試す形で、福島県との相性を見極めやすい仕組みになっています。

ここまで紹介してきたように、福島県は自然・利便性・住まいのゆとりのバランスが取りやすい県です。とくに、以下のような人に向いているといえるでしょう。
福島県への移住を検討している方は、気になるテーマごとに関連記事もあわせてご覧ください。移住後の暮らしをより具体的にイメージしやすくなります。
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福島県には、さまざまな魅力があります。
山・海・湖・温泉といった自然の幅広さに加えて、首都圏とのアクセスのよさ、子育て支援の充実、暮らしやすい住環境、そして家づくりのしやすさまで、生活の土台となる強味がバランスよくそろっています。
「自然の近くでゆったり暮らしたい人」にも、「利便性を保ちながら暮らしを見直したい人」にも合いやすい県です。
エリアごとに気候や暮らし方が大きく異なるため、自分たちに合った地域を見つけやすいのも大きな魅力といえるでしょう。
移住や家づくりを考えている方は、まずは福島県の特徴を知り、気になるエリアの情報を少しずつ集めてみるのがおすすめです。
そして、福島県での暮らしをより具体的にイメージしたくなったら、地域に合った住まいづくりのパートナー探しも進めてみてください。
福島県で家づくりを考えている方は、イエタッタ福島で工務店・ハウスメーカーを探すところから始めてみてはいかがでしょうか。